
釈迦如来と大日如来
顕密一如
仏教の開祖である釈迦(紀元前463年頃~紀元前383年頃)は、人間として生まれた初めての如来である。
すべては空である(「色即是空 空即是色」)ことを悟ったようだが、人々に理解されないと思い話さなかったという。
しかし、人々に寄り添い、人々の苦しみや悩みを解決することに専念した。
右手は施無畏(せむい)印、恐れなくていいこと、左手は与願印、願いをかなえることを表している。
大乗仏教の釈迦はすべての人々には仏性があり、悟れることを説いた。
大日如来は密教の祖であり、生身の仏ではない。すべてを生みだす如来である。
一切は大日如来の現われであり、即身成仏、つまりこの身このまま、すでに仏であると密教は説く。
空海の真言密教では密教と釈迦の教えた顕教とは別であるというが、天台密教は密教と顕教が一致することを明らかにした。
釈迦は大日如来が現われたもの、つまり化身と解釈できる。
釈迦が悟った「空=エネルギー」からは、大日如来は「エネルギー=空」から生み出されたといえる。
釈迦の顕教と密教、いずれも人類、ホモサピエンスが進化するためには必要な真理である。
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