プロフィール

聖空
(Syoukuu)

精神的模索からのスタート

本名は細山敏之。号は聖空(しょうくう)、編集者、ライタ―、作家、アーティスト、「ネットギャラリー両界堂」の代表。
団塊の世代で大学闘争が盛んな時代に埼玉大学の理工学部化学科に在籍していた。

関心が化学より科学の社会的な役割などに移り、科学ジャーナリズムの仕事をしたいと思い、科学史、科学哲学、科学社会学などを学ぶ必要性を感じて大学院への進学を考え始める。
大学4年の卒業時に友達が自殺したことや進路がうまくいかなかったことから、宗教や深層心理学などにも関心を持ち始めた。

職歴は、キリスト教系の私立学校講師(算数、数学)を経て、出版社に勤務(編集者、ライター)。その後、出版関係の編集プロダクションを設立して活動(現在は中休み中)など。

初めて企画・編集などをしたマンガ本に『マンガ ユング深層心理学入門』(理想社)がある。
その後、『ダ・ヴィンチ』『ガリレオ』『ニュートン』『ダーウィン』『カーソン』『ワトソン&クリック』『ボーア&ハイゼンベルク』『アインシュタイン』『湯川秀樹&朝永振一郎』『ホーキング』などの科学者のマンガ本10巻(丸善)を企画・編集。

そのうちの3巻が講談社、1巻が朝日新聞社の朝日文庫で文庫化された。
その後、精神分析の創始者『フロイト』のマンガ本の企画・編集・シナリオの執筆などもする。

次の5巻が講談社で電子書籍化されて、現在も読まれている。
『マンガ ユング深層心理学入門』 石田おさむ
『マンガ ニュートン万有引力入門』 監修・渡辺正雄、作・千崎研司、画・石田おさむ
『マンガ ダーウィン進化論入門』 監修・渡辺正雄、作・瀬口のりお、画・田中裕
『マンガ 誰にもわかる人間アインシュタインと相対性理論』 監修・渡辺正雄+金子務、作・千崎研司、画・山本キクオー
『マンガ フロイトの「心の神秘」入門』 監修・福島章、作・細山敏之、画・石田おさむ

まだ電子書籍化されていないが、原作と編集を手がけたマンガ本に下記がある。
『マンガ ケインズ 大不況は解決できる!』監修/解説・小島寛之、作・細山敏之、画・石田おさむ 講談社 2011年

仏教書などについては復刻本を中心とする出版社(名著普及会)の企画をてがけたことがある。
そのときにPR誌の対談やインタビューの件で、インド哲学・仏教学者の中村元先生や神道、真言宗、曹洞宗などの宗教関係者や専門家などにお会いした。

また、ある大手の出版社で、新宗教開祖のシリーズ本企画が梅原猛先生監修の了承を得られて決まりながら、実現できなかったことがあった。
同社の後任の担当編集部長が宗教に関心をもっていなかったからである。

双葉社の青年マンガ雑誌「メンズアクション」で、次の2作品が連載されて単行本化された。
いずれの作品も、深層心理学や密教などをベースとしたセラピーで性の問題を解決している。
電子書籍化されて、現在でも若者などに読まれている。
タブーにも挑戦した大胆な作品でもある。

『サイコー! セラピー』 作・細山敏之、画・岬ゆきひろ
『ご開帳! 聖天さま』 作・細山敏之、画・タナカ☆コージ

その他、単行本の企画・編集をしながら、雑誌で環境問題や各ジャンルで活躍している人へのインタビュー記事なども執筆してきた。
まだ小さな成功体験だけで、大きな成功体験がない。現在の課題でもある。

新しいメディアへの挑戦

最近は今までしてきたことの延長線上で、「ネットギャラリー両界堂」https://ryokaido.netをベースに、文字による作品(「作美アート」)づくりや解説、記事の執筆、絵の作品(「和美アート」)のプロデュースなどをしてきた。

20代~30代のとき現代美術にも関心をもち、上野の美術館などに現代美術展の作品を見に行ったり、雑誌『美術手帖』などを購読していたこともある。

「ネットギャラリー両界堂」はインターネット上にある画廊で、2022年2月11日にオープンした。
アイデアから作品づくり、立ち上げまでに約10年かかってしまった。

絵の作品(和美アート)と文字による作品(作美アート)が心を深めて精神を高めることや、宗派にとらわれない「真の宗教心」をもつことに役立ち、社会の問題を解決して世界平和に貢献することもめざしている。

告知活動が大切であると思い、同年4月からInstagramやTwitter(現在はX)、12月からはFacebookも始めた。
一時的な連動の効果はあったが、現在は中休み中で、さらなる工夫をして再開したいと思っている。

YouTubeの古代史や伝統仏教などの動画を教えてくれる人がいて、同年12月からYouTubeの動画を見始めた。

2023年3月にネットビジネスには「仕組みづくり」が大切であるという画家のYouTube映像を見て、オンライン講座を約1年受講した。
最初から作品を買っていただこうとする構成では作品は売れないようで、まずユーザーの悩みを解決したり役立つ「利他」の情報記事を書き、ユーザーに認知されて信頼されることが不可欠であることを学ばせていただいた。

再構成のアイデアが浮かび、仏教の開祖である釈迦についての原稿を執筆し始める。
模索から1年半以上かかったが、再スタートをすることができた。

AI(人工知能)のChatGTBなどが話題になっているが、小生にはまず画像生成AIが有効であることに気づき、2024年にBing Image CreatorとAdobe Fireflyを使い始めた。
このプロフィールで使われている似顔絵以外の絵はAdobe Fireflyで描いた絵である。

人々のお役に立つ「利他」を実践する

小生の場合は、ユーザーの悩みや苦しみを解決することに役立つ宗教の情報や知恵を提供する記事であれば執筆できる。

今まで学んできた仏教や禅、ヨガ、キリスト教、神道、新宗教、新新宗教などの良質の宗教のことを、まだ宗教に関心のない人々や宗教を誤解している人々などに提供させていただくことにした。

また「真の宗教心」あるいは「ホンモノの宗教心」を得て、新しい夢をもち実現して成功することにもお役に立てればと思っている。

最近でも旧統一教会(世界平和家庭連合)問題のように、「迷信集団」であることに気づかずに「教団のエゴや欲」の犠牲になってしまう人々が目立つ。

迷信におちいり教団の犠牲になっている人々や宗教2世、3世などが救われることにも役立てればと思っている。

釈迦の教えや『ダンマパダ(法句経)』『スッタニパータ』『般若心経』などについての原稿を執筆し始めたときに、釈迦(紀元前463年頃~紀元前383年頃)が35歳のとき瞑想して悟ったことは知られているが、何を悟ったのか具体的に書かれた経典や本がないことに気がついた。

すぐに釈迦は「空(くう)」つまり「エネルギー」を体感し悟ったのではないかと推論することができた。

20代のときに『般若心経』を繰り返し読んでいて、「色即是空 空即是色」はアインシュタインのE=mc2に対応していることに気づいていたからである。

アインシュタインのE=mc2の数式は、エネルギーと物質が等しいという法則である。

現在では、宇宙の真空中に巨大なエネルギーが存在し、このエネルギーからビッグバンが生じて物質ができたと考えられている。
釈迦は悟った内容を人々に話しても理解されるのは難しいと考えて話さなかったようである。

釈迦が人々に瞑想をすすめたのは、「空(くう)」つまり「エネルギー」という法(ダルマ)=真理を体感してほしかったからであろう。

原始経典『ダンマパダ(法句経)』や『スッタニパータ』を読み直していたとき、釈迦は人類史上最初の心理学者、セラピストであり、科学者でもあったのではないかと思い始めた。

しかし、釈迦の悟りのレベルが高くスケールが大きすぎて、その本質、核心は現代にいたっても仏教者や仏教学者にもほとんど理解されてこなかったように思われた。

今回、釈迦の悟りが「空(くう)=エネルギー」であることを明らかにしたことが、大きな「利他」になればと思っている。

釈迦の悟りから始める「空(=エネルギー)瞑想法」の確立と普及

釈迦の悟りから始める「空(=エネルギー)瞑想法」を実現できれば、さらに現代の多くの人々の悩みや苦しみを解決し、夢を実現して成功することに役立つことができると気づいた。

幸い20代のときに、それぞれ短期間ではあるが、戦後初めて日本にヨガを紹介した沖正弘師の三島の道場に行ったとき、瞑想行法をしたことがあることや、曹洞宗の総本山総持寺や臨済宗の鎌倉の円覚寺などへ坐禅をしに行ったことがある。

その後、10年以上、自宅でヨガのポーズや坐禅をしていたことがあるので、釈迦の瞑想を「空(=エネルギー)瞑想法」として復元し進化させることも可能であると思い取り組み始めた。

釈迦がしていた瞑想には、止と観の2種類の瞑想があったという。

「止の瞑想」は思考することを止めて、無念無想になる瞑想である。日本の禅宗の坐禅のほとんどは「止の瞑想」であるように思われる。
釈迦が重視したのは、「観の瞑想」である。
何を観るのかというと、法(ダルマ)=真理を観るのである。

釈迦は、物質、生命を生み出す大本となる「空(くう)」は「エネルギー」であるという真理を悟ったのである。

日本の禅にかぎらず、南伝仏教、ヨガやマインドフルネスなどでも、真理を観る「観の瞑想」が欠落しているように思われる。
なぜか? 釈迦が何を悟ったのかが、わからなかったからである。

釈迦の悟りから始める「空(エネルギー)瞑想法」は、誰でもが「真の自己」とは「物質・肉体としての自分」ではなく、
「エネルギーとしての自己」「宇宙のエネルギーと一体の自己」であり、「不死の自己」「生老病死の苦を解決できる自己」であることを体得できる簡単で画期的な瞑想法である。

「瞑想・坐禅革命」がスタートできればと思っている。

仏教と科学、心理学をAIで統合して、平和に生きる知恵の開発を!!

現在、世界的な指導者がいなくなっている。各国では自国の利益を優先する政治家や他国を侵略したり、武力・暴力に頼るタイプの指導者が多くなってきている。

第2次世界大戦前の世界にもどりつつあるように思われ、第3次世界大戦が起こっても不思議ではなくなってきているのかもしれない。

人類、ホモサピエンスは進化ではなく、退化し始めているようだ。
精神性の優れた人間が各国のリーダーになることが必要になっている。
また国民も犯罪やいじめ、虐待、パワーハラスメントなどレベルの低い行為をしない人間になることが必要であろう。

人類、ホモサピエンスの精神、文化の進化に役立つのが釈迦の悟りであり、「瞑想」である。

誰でもが悟れるという大乗仏教の「空(=エネルギー)瞑想法」は人類、ホモサピエンスの進化に役立つ。

それとともに仏教と深層心理学、科学、アートをAI(人工知能)で統合して、人類、ホモサピエンスが戦争をせずに平和に生きることに役立つ知恵、知能を開発して、人類全体の精神を進化させ、悟れる人々を多くしていく必要がある。

そのためにAIが活用されることを期待したい。そのきっかけに貢献できればと思っている。

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