作者紹介

徳海
(Tokukai)

アーティスト。マンガ家・石田おさむの号、「和美アート」の作者。
主な著書に『マンガ ユング深層心理学入門』 『マンガ フロイトの「心の神秘」入門』 『マンガ ニュートン 万有引力入門』 『マンガ ケインズ 大不況は解決できる!』 (いずれも講談社、あるいは+α文庫、共著)など。

上記のうち3冊が講談社で電子書籍化されました。
『マンガ ユング深層心理学入門』石田おさむ
『マンガ フロイトの「心の神秘」入門』 石田おさむ=画、細山敏之=作、福島章=監修   以上の2冊は、2022年10月14日から販売。
『マンガ ニュートン万有引力入門』 石田おさむ=画、千崎研司=作、渡辺正雄=監修   2022年10月21日から販売

上記の3冊が、『深層心理学のレジェンド ユング』石田おさむ、 『精神分析のレジェンド フロイト』石田おさむ・画, 細山敏之・作, 福島章・監修、『近代科学のレジェンド ニュートン』石田おさむ・画,  千崎研司・作,渡辺正雄・監修 と改題されて、スマートホンなどのサイト「まんが王国」で2022年3月25日からみられます。
各作品名をクリックすると、各画面がみられます。

「和美(wabi)アート」

統合失調症になるのではという不安をいだいていた深層心理学者C.G.ユング(1875~1961)は、無意識から生じてくる夢やファンタジー(空想)、ヴィジョン(幻視)、イマジネーション(想像)などを記述し絵として表現していったときに不安がなくなり、抽象的なマンダラを描いていました。

ユングは、マンダラが人格の全体性、中心、光、自己(セルフ)、個性化への道などを表わすものと解釈しました。

密教には仏像あるいは梵字で描かれた曼荼羅(マンダラ)があります。
曼荼羅の解釈にはいろいろありますが、悟りに達するための修行の過程、知恵と慈悲、大日如来の働き、宇宙の調和、真理、美の世界などを表しています。

宇宙があって、地球があり、人間が生きていることは最高の奇跡です。
その真理、大きな調和、「和の精神」「和の美」(マンダラなど)を、伝統を尊びながらも、慣習、タブーにとらわれずに新しく大胆に表現するのが「和美(わび)アート」です。

マンダラ(曼荼羅)や仏(如来)、菩薩などを見たり、心の中に感じて考えることは、自らの内なるマンダラや仏、菩薩などに出会うことになり、心を深めて精神も高め、光、エネルギー、元気などが得られる「エナジーアート」、心をいやす「ヒーリングアート」にもなります。

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