忍者のような智拳印を結んだ大日如来は、知恵の世界である金剛界をつかさどっている。

対立する二つの要素の和合によって新しい世界が生みだされるという真理をあらわしている。

異なるエネルギーが交わることにより新しい世界、ものが産み出されるのである。
如来を礼拝することは偶像を崇拝することではない。
自分の内なる如来、知恵、エネルギーが働きだし創造活動が始まるのである。

それは人類、ホモサピエンスに共通の普遍的な無意識、知恵、エネルギーに達して、真理にもとづいて生きることにもなる。

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