最近、AI(人工知能)のChat GTBが注目されている。
AIにすべての解決策、あるいは「完成原稿」を求める人がいるが幻想ではないだろうか。
もとになるデータを人間が読み込ませないといけない。また、決断と行動をするのは人間であって、AIがすべて行動するわけではない。
一つの案、あるいは「データ原稿」としてなら大いに活用してもいいように思われる。
いちばん懸念されることは悪用する人間がでてくることである。悪用されないようにすることは非常に重要である。
しかし、軍事に利用する研究がだいぶ進んでいるようで懸念される。
筆者がまず注目したのは画像生成AIである。
いろいろな種類のアプリ、ソフトがあるようだ。
最初にMicrosoftの無料で使えるBing Image Creatorに接続しようとしたら、回線が混んでいたようでつながらなかったので、日本語も使えるというCanva(オーストラリア)に接続してみた。
いろいろな機能があるようだが、すぐに画像生成の画面がでてこない。
1か月無料で以降は月1500円とのこと、申込みをしたが、相変わらず画像生成画面がすぐに出てこないので、キャンセルをした。
その後、Bing Image Creatorを使ったら生成画面が最初からでてきて、指示語を入れる欄に文字を入力すると1分もかからないで4つの画像がでてきて、予想をこえるいい絵もでてきて驚いた。
Microsoftのoutlookのアドレスをもっていれば登録をしなくても使えるようである。
無料で使えるのだが、商業的な利用はできないことになっているのが残念である。
Adobe Fireflyが商業的利用もできるようなので使い始めてみた。1か月に無料で使える量をすぐにオーバーしてしまったので、一番安い有料のコースを申し込んでみた。
30点くらいの絵を描くと1か月分の使用量に達してしまった。次のステップもあるようだが、しばらくは様子をみることにした。
日本のデータなどもっと幅広くデータを読み込ませるようになることを期待したい。
いずれも指示語を入れると4つの画像がでてくる。画像はBingのほうはデータ量が多いためか少しきれいに感じる。また、描ける領域が少し広いように思われる。
いずれも今回は釈迦の瞑想、悟りのイメージを描く試みをした。
ビッグバンや宇宙空間などを背景に瞑想する釈迦などを指示語として入れた。
両方とも釈迦の仏像のデータしか入っていない可能性がある。いずれも仏像の釈迦であるからである。
細かい修正をすることは、まだしていない。4点中のいい1点があれば保存した。今後は人間的な釈迦の顔が描ければと思っている。
しかし、データが入っていないようなので、しばらくは難しいような気がしている。
いずれも同じ指示語でも入力するたびに画像が変わり、似た絵はでてきても同じ画像はでてこない。
気に入った画像は、その時に保存しないと、再現することは難しい。
「一期一会」ならぬ「一期一絵」なのである。
