
ユングのマンダラと
立体マンダラ
右の絵はユング(1875~1961)が1928年に描いたマンダラで、左は母親が亡くなった後に、ユングが33年かけて1956年に完成させた石の塔による立体マンダラである。いずれも、自己の内的な世界、宇宙、心の調和、人類に共通する普遍的無意識を表現していて、心に安らぎが得られ、仏教的に言えば「悟りの境地」に達したことを示している。
平面のマンダラと立体マンダラの両方を意識的につくったのは、歴史的には今までのところ名前のわかっている人では空海とユングだけであったといえるであろう。
本ギャラリーでは空海やユングなどの精神にもとづきながら、二人とは異なった独自の平面マンダラと立体マンダラを制作する方向で活動中である。
いずれも日本人に限らず人類の精神性を高めるとともに、日本のかかえる問題と国際的な課題を解決して、世界平和に貢献することに役立つ意義のあるものになるであろう。
参考の主な本:
『ユング自伝』1,2 ヤッフェ編、河合隼雄・藤縄昭・出井淑子訳、みすず書房、1972年、1973年
『無意識の構造』河合隼雄、中央公論社、中公新書、1977年
『黄金の華の秘密』C.G.ユング、R.ヴィルヘルム著、湯浅泰雄・定方昭夫訳、人文書院、1980年
『心理学と宗教』C.G.ユング著、村本詔司訳、人文書院、1989年
『個性化とマンダラ』C.G.ユング著、林道義訳、みすず書房、1991年
『評伝ユング』Ⅰ・Ⅱ、バーバラ・ハナ―著、後藤佳珠・鳥山平三訳、人文書院、1987年
『ユング伝』ゲルハルト・ヴェーア著、村本詔司訳、創元社、1994年
『赤の書』C.G.ユング、ソヌ・シャムダサーニ編、河合俊雄監訳、田中康裕,高月玲子、猪股剛訳、創元社、2010年
『赤の書』テキスト版、C.G.ユング、ソヌ・シャムダサーニ編、河合俊雄監訳、田中康裕他訳、創元社、2014年。
『赤の書』図版版、C.G.ユング著、創元社、2018年
『ユング「赤の書」の心理学 死者の嘆き声を聴く』ジェイムズ・ヒルマン、ソヌ・シャムダサーニ著、河合俊雄監訳、名取琢自訳、創元社、2015年
『空海 塔のコスモロジー』武澤秀一著、春秋社、2009年
『マンダラの謎を解く 三次元からのアプローチ』武澤秀一著、講談社現代新書、2009年
『マンガ ユング 深層心理学入門』石田おさむ、講談社+α文庫、1997年 同書は現在、『深層心理学のレジェンド ユング』と改題されて、「まんが王国」から配信されてスマートホンでみられます。
マンガ フロイトの「心の神秘」入門』石田おさむ絵、福島章監修(講談社) 1999年 同書は現在、『精神分析のレジェンド フロイト』と改題されて、「まんが王国」から配信されてスマートホンでみられます。
同じマンガ家の作品『近代科学のレジェンド ニュートン』も見られます。
各作品名をクリックすると、各画面がみられます。
2022.04.01
講談社で電子書籍化されました。
『マンガ ユング深層心理学入門』石田おさむ
『マンガ フロイトの「心の神秘」入門』 石田おさむ=画、細山敏之=作、福島章=監修
『マンガ ダーウィン進化論入門』 瀬口のりお=画、田中裕=作、渡辺正雄=監修
以上は、10月14日から配信。
『マンガ ニュートン万有引力入門』 石田おさむ=画、千崎研司=作、渡辺正雄=監修 10月21日から配信。
『マンガ 誰にもわかる人間アインシュタインと相対性理論』 山崎キクオ―=画、千崎研司=作、渡辺正雄=監修 11月4日から配信。