第1回自分に自信がなく、今の環境が楽しくない

自分に自信がなく、今の環境が楽しくありません。どうしたら、自分に自信が持てるようになり、楽しい環境になるでしょうか?
現在25歳で、アルバイト生活をしているフリーターです。

聖空(Syokuu)の答

初回は本コーナーの提案者である知人が身近な若者から相談された例として、取り上げさせていただきました。
あなた(若者)の心の状態は、「作美アート」の[作品2-2]心の進化と退化の10段階論では、第4段階「自分のためだけに生きていて、社会のことには無関心である」、あるいは第5段階「自分のために生きているが、人に優しくできる」の段階にあると思います。
今の環境を楽しくして、自分に自信が持てるようになることは簡単です。
それには心の状態を第7段階「人間の社会に関心をもち、他者に愛を与えられる」、あるいは第8段階「自分の社会的責任を広くはたし、人々に愛を与えて生きている」にレベルを上げると解決できます。
自分に自信がないのは、人間や人生、社会について勉強不足だからです。知識ではなく、すぐれた先輩や先人の人生の知恵や生き方などを学ぶ必要があります。
そのためには、すぐれた人との出会いがあれば一番いいのですが、なかなか出会うことは難しいでしょう。それに代わる方法があります。それは読書です。
ジャンルは問いません。あなたが関心を持っているジャンルで一流の仕事、生き方をしている人の本を読むことです。
1000円前後で一流の人の考え方や生き方を知ることができるのですから安いものです。
「アマゾン」あるいは「日本の古本屋」で検索すると、新刊書ではなく中古本が1000円以下で安く買えることがあります。便利ですので、活用されるといいでしょう。
すぐに役立つ言葉に、本ホームページで紹介した最澄([作品1-4])の「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という言葉があります。「一隅を照らす人間は国宝である」というのですから、すごい言葉です。
あなたが「一隅を照らす」ことを実行して生きていくと、今の環境が面白くなり、自分に自信がついてきます。
他に、本「ネットギャラリー両界堂」で紹介した聖徳太子([作品2-3])や空海([作品1-5])、法然([作品1-6])、親鸞([作品1-7])、日蓮([作品1-8])などの本を読まれることもお薦めします。
それ以外に、『法句経(ダンマパダ)』『論語』『聖書』なども読まれると、自分の頭・意識で考えていた自分ではなく、新しい自分が発見できて、自分に自信がつき、面白い環境になってくると思います。
実行してみてください。半年後あるいは1年後の「近況報告」をお待ちしています。

2022.7.7

 

講談社で電子書籍化されました。
『マンガ ユング深層心理学入門』石田おさむ
『マンガ フロイトの「心の神秘」入門』 石田おさむ=画、細山敏之=作、福島章=監修
『マンガ ダーウィン進化論入門』 瀬口のりお=画、田中裕=作、渡辺正雄=監修
以上は、10月14日から配信。
『マンガ ニュートン万有引力入門』 石田おさむ=画、千崎研司=作、渡辺正雄=監修   10月21日から配信。
『マンガ 誰にもわかる 人間アインシュタインと相対性理論』 山崎キクオ―=画、千崎研司=作、渡辺正雄=監修    11月4日から配信。
なお、下記の「まんが王国」から配信されている作品は、上記の本を改題したものです。

 

次の3作品が、スマートホンなどのサイト「まんが王国」でみられます。
『深層心理学のレジェンド ユング』石田おさむ
『精神分析のレジェンド フロイト』石田おさむ・画, 細山敏之・作, 福島章・監修
『近代科学のレジェンド ニュートン』石田おさむ・画,  千崎研司・作,渡辺正雄・監修
各作品名をクリックすると、各画面がみられます。

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